農作業の種類による農機具の分類
農業機械の部分を大きく分けると、原動機部分(エンジン部分)・伝導機(エンジン部分から回転力を取り出すところ)・作業機(耕転機など実際に土を耕したり、堆肥の散布などを行う機械)になる。
なお、トラクターのように原動機分と作業機が一体となっているものは、原動作業機とも呼ばれる。
主な作業の種類と機械の名称(ウィキペディア:農業機械を参照)
作業の種類 | 機械の名称 |
汎用的な農業機械 | トラクター |
耕転・整地に用いる農業機械 | プラウ(すき)、ハロー(代掻き用の耕転機)、均平機、うね立機、溝切機など |
施肥に用いる農業機械 | マニュアスプッレッダー(堆肥散布機)、ライムソーワ―(石灰散布機)、プランタ(点播き機)など |
播種・移植に用いる農業機械 | 田植機、野菜移植機、トランスプランタ(移植機)、散播き機など |
防除・管理に用いる農業機械 | 噴霧器、動力噴霧器、ミスト機、散粉機、土壌消毒機、刈払い機、管理機、スピードスプレイヤー、動力ポンプ、スプリンクラーなど |
収穫に用いる農業機械 | バインダー、コンバイン、モアー、ヘイベーラー、ロールべーらー、脱穀機など |
収穫物の乾燥と調整に用いる農業機械 | 乾燥機、籾摺り機、選別機、精米機、ディスクモア―、モアーコンディショナー、テッダー、レーキなど |
作物に関連する、耕起から収穫、収穫後の調整に用いる主な農業機械である。なお、ここに紹介している以外にも多くあるので、ウィキペディア:農業機械を参照されたし。